Blog
店長のブログ
店長のブログ
2025年11月07日
はじめてのせいろは使い勝手のよいサイズで
「せいろ」欲しいなって思いながらも、使いこなせるかしらと悩むこと数か月。
この度、わたくしもせいろデビューいたしました!
2段の杉せいろ。
杉の香りが心地よい中華せいろです。
使い勝手のよい18㎝サイズで2段になっているので、色々なお料理に活用できそう。
せいろを使い始める前に、まずは空蒸し。
せいろを水で洗って表面の木くずやほこりを落とし、せいろ全体を濡らします。
お鍋にお湯を沸かし、沸騰した状態で空のせいろを乗せて15分ほど空蒸ししたら、固くしぼった布巾やキッチンペーパーで拭いて完了。
蒸している間、杉のいい香りが部屋中に漂って期待が高まりました!
空蒸しをすることで木に適度な水分を含ませて耐久性を高め、木のアクや独特の匂いをやわらげることができます。
すぐに使わない時は風通しの良いところで自然乾燥。しっかりと乾燥させてから保管します。
空蒸しが終わったら、さっそく調理開始です。
せいろデビューの一品目は蒸し野菜と小籠包にしました。
せいろを濡らしてクッキングシートを敷き、お野菜を並べて冷凍の小籠包も乗せて蒸していきます。
クッキングシートは蒸気を通すものを使い、食材は少し隙間を空けて並べるのがポイント。
沸騰したお鍋に乗せて8分蒸して完成の予定でしたが、お野菜が多かったためか少し火の通りが遅く、上下のせいろを入れ替えてプラス3~4分蒸しました。
できあがり!
小籠包、モチモチでとっても美味しい!冷凍食品とは思えないほどの仕上がりに大満足です。
電子レンジで温めるのとは全然違って熱が全体にやわらかく入り、適度に水分を含みながらも水っぽくならず、モチモチ、ふっくらとした食感になりました。
せいろごと食卓に出せるので冷めにくく、本格的な点心の気分も楽しめます。
お野菜は蒸すことで甘みや風味が引き出され、茹でたり炒めたりするのとはまた違った美味しさに。あっさりとして滋味のある味わいにホッとします。
栄養も逃がさずにいただけるのも嬉しいですね!
野菜の下拵えにも、せいろが活躍します。
火の通りにくいカボチャは下段に、葉物野菜やブロッコリーなど、すぐに火が通る野菜は上段に。野菜だけを蒸すときはクッキングシートを敷かなくても大丈夫です。
蒸し上がったカボチャはサラダに、キャベツは梅和えに、ブロッコリーとにんじんはメイン料理の付け合わせにしました。
使い終わったらサッと洗ってお片付け
せいろがあまり汚れていなければ、洗わずに固く絞った布巾で拭いて乾かします。
洗う場合も洗剤は使いません。ぬるま湯で洗い、油汚れが気になる時はたわしで優しくこすり洗い。
しっかり水気を拭き取って乾かします。急激に乾燥させると割れやゆがみの原因になりますので、直射日光や食器乾燥機の使用は避け、陰干しします。
せいろデビューしてから、毎日のお料理が楽しみになっています。
不安だったお手入れも、慣れれば簡単。片付けを簡単に済ませたい時はクッキングシートを敷いて使えばほとんど汚れず、ササッと拭いて自然乾燥するだけ。
お皿にあれこれ盛り付けるよりも、せいろで蒸してそのまま食卓へ出す方が手間もかからず洗い物も少なくて気楽です。
これから、せいろを活用して色々なお料理に挑戦していきたいと思います。
店長のブログ
2025年11月07日
シンプルな材料で、手軽に作れる薬膳粥です。
材料
米 100g
きくらげ(乾燥) 5g
水 800㎖
塩 適量
ごま油 小さじ1/2
クコの実、松の実、黒ごま 適量
作り方
米は洗ってざるに上げておく。きくらげは水に浸けて戻し、食べやすい大きさに切る。
鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したら米を一気に加える。※1
再沸騰したら弱火にして、鍋底に米がくっつかないようにサッと混ぜ、きくらげ・ごま油を加える。
少し隙間を開けて蓋をし、30分ほど炊く。
塩で味をととのえ、クコの実、松の実、黒ごまをトッピングする。※2
※1 お好みで中華スープの素を小さじ1加えて、中華がゆ風にしても美味しいです。また、干しエビや貝柱を加えると、うま味たっぷりのお粥に。
※2 刻みネギや生姜などの薬味を添えると、また違った味わいに。胡椒を振ったり、ごま油を垂らしたりとお好みで味付けしてください。
店長のブログ
2024年11月27日
食欲の秋。お料理が楽しい季節ですね。
旬の食材を使ったお料理をお気に入りのうつわに盛り付けて。考えただけでもワクワクします。
秋冬の食卓をより一層美味しく引き立てるのは、あたたかみのある質感のうつわ。
土味感ある素朴なぬくもりを感じる信楽焼の大皿はメイン料理を盛り付けるのにぴったり。
濃色のクロスと組み合わせるのも素敵です。
パンやチーズ、フルーツを木のプレートに盛り付けると素朴でリラックスした雰囲気に。
カッティングボードをプレート代わりに使ってもいいですね。
和菓子をより美しく引き立てる、かえで拭漆のプレート。
上品なうつわはいつものお茶の時間をワンランクアップさせてくれます。
シンプルで美しい越前硬漆のお椀。食洗器対応です。
4.5寸のお椀は、麺類や丼物、お雑煮などいろいろな用途に使えます。
丼よりは小ぶり、汁椀よりは大きめというこのサイズ感、意外と使い勝手がよくて出番が多いんですよ。
手に持った時に軽くて熱くなりにくいのも良いところ。
熱々のカフェオレやミルクティーが恋しい季節。
お気に入りのカップで飲むコーヒーに癒されます。
忙しい毎日の中でも、ホッとする時間があることって大事ですよね。
お気に入りのうつわがあると、お料理を作るのも食べるのもより一層楽しくなるように思います。
そしてもう一つ。
面倒だなって思いがちな洗い物も、お気に入りのお皿ならちょっと楽しい気分に。
お料理を盛り付けたうつわはもちろん美しいのですが、食事が終わってシンクに置かれたお皿を見て、あぁ、素敵なお皿だなぁって惚れ惚れすることも。
さっそく洗って片付けて、また明日もこのうつわで食事しようって。
自分らしいお気に入りのうつわ。シンプルで飽きのこないものを大切に使っていけたらと思います。
